基本的にシリーズものは、一気に読みたいので完結するまで読まない主義な私。(コミックは除く)
が、保管場所のことなんかもあってあまり本を買わなくなって、適当な読む本がないなぁってことで、ついに2007年11月23日から読み始めることにしたのが、栗本薫のグイン・サーガシリーズ。
読み始めた時点で既に軽く100巻を超えていたこの作品。
読むのが追いつくころには、完結へと向かってくれていれば・・・なんて淡い期待もしつつ読み始めたんやけど、残念ながら2009年5月26日作者死去という悲しい形での完結(未完)となってしまったのでありました。。・゚・(ノД`)・゚・。
結局、正篇は、全部で130巻。
その130巻に本日突入!!
本来、正篇は、原稿用紙400枚で1巻だったのに、残念ながら200枚に達したところで力尽きてしまったようで、かなり薄い最終巻・・・
まだ読み終わってはないけど、きっと中途半端に終わっちゃってるんでしょうねぇ。
書き終えることができなかった作者がきっといちばん無念ではあるやろうけど、やっぱりずーっと完結の日を信じて読んできたものとしてもこれで終わってしまうのはとても残念。
いろいろと張り巡らされた謎の数々も結局解明されることはなかったのでありました。
こんなことならファイブスター物語のように先に年表でも出して欲しかったな。
あるいは、間をすっ飛ばしてでも、タイトルの決まっていたホントの最終巻「豹頭王の花嫁」を書いて欲しかった。
来月からグイン・サーガ・ワールドなるものが刊行されるようやけど、果たしてどんなものになるんだろうか・・・!?
あぁ、グインとはいったい何者だったのか・・・(・・?